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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』をもっと楽しむための制作裏話

2012.11.30 13:42|エヴァンゲリオン
ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序

■ストーリー『突如世界を襲った未曾有の大災害“セカンド・インパクト”。この影響で人類の半数近くは死にいたり、世界の各地には大破壊の痕跡が刻みこまれた。やっと平穏な日々が戻ったと思われたとき、14 歳の少年・碇シンジは父親の碇ゲンドウから第3新東京市へ呼び出される。その眼前の山あいから、巨大な生物が出現。それは『使徒』と呼ばれる正体不明の存在で、たちまち国連軍と激しい交戦を開始した。爆風に巻きこまれ、危機に陥るシンジ。その生命を救ったのは、葛城ミサトと名乗る女性だった。ミサトの車で特務機関NERV(ネルフ)の本部へと連れていかれ、シンジは父と3年ぶりの再会を果たす。だが、シンジは父の碇ゲンドウから極秘裏に開発された巨大な人型兵器を見せられた。それがシンジと人造人間エヴァンゲリオン初号機との出逢いであった・・・!』


1997年の『Air/まごころを、君に』以来、10年ぶりとなる2007年に公開された本作は、TVシリーズの第1話から6話を踏襲しつつも、細かい設定や台詞などに差異があり、「リビルド(再構築)」の名が示す通り”新たな出発”であることを印象づけました。というわけで、本日は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の制作にまつわる様々なエピソードを集めてみましたよ。

●大誤算!「まさかこんな大変な作業になるとは思わなかった」
今回の『新劇場版』では、「総監督:庵野秀明」、「監督:鶴巻和哉 摩砂雪」というスタッフ編成になっている。中でも鶴巻和哉は前作の『エヴァ』で副監督を務め、『フリクリ』や『トップをねらえ2!』でも監督を務めるなど、過去のガイナックス作品に重要なポジションで関わってきたベテランだ。なので、庵野秀明から「監督をやってくれ」と依頼された時も、当初の予定ではTV版の総集編的な内容で新作カットも少ししかないと言われていたので、「楽勝だ」と思っていたらしい。

ところが、実際に作業を始めてみると、TV版の素材では劇場用の画質に耐えられないことが判明し、大幅に新作カットが増えてしまった。おまけに、庵野総監督が「ただの総集編じゃ面白くないからラストを変えよう」などと言い出したため、スタッフは大混乱!過去の原画も作画監督によって大部分が手を加えられ、そのまま使えるカットは結局1枚も無し。背景美術に至っては、なんと99%を描き直すという酷い有様。これにはさすがの鶴巻監督も「話が違う!」と涙目になったという。

●監督、伊豆の合宿所に軟禁される
大幅な計画変更を余儀なくされ、急遽現場を立て直すために伊豆にあるサーファー用の合宿所みたいな場所でカンヅメにされた鶴巻監督。ここで新作と旧作のコンテをまとめる作業をやらされた監督は、当時の状況を次のように語っている。「携帯は圏外だし、一番近いコンビニまで徒歩で1時間ぐらいかかるし、もう完全に秘境ですよ(笑)。1週間ぐらい幽閉されてたんじゃないかなあ。たしかに作業は捗りますよね。なんせ仕事以外に何もやることがない(笑)」

●樋口真嗣が描いた渾身の絵コンテがボツ
『新劇場版:序』で一番大きく変更されたのは、終盤の「ヤシマ作戦」にまつわるパートである。この重要なクライマックスシーンを担当したのが、『ローレライ』や『日本沈没』でお馴染みの樋口真嗣だ。ところが、やる気が暴走した樋口監督は凄まじい勢いで絵コンテを描きまくり、一般市民の動きや派手な銃撃戦、エヴァのダイナミックなアクションシーンなど、TV版では描けなかった要素をどんどん加えていった。その結果、絵コンテの分量は膨大なものとなり、「まともに作ったら3年かかる!」と鶴巻監督が悲鳴を上げる非常事態に。結局、コンテの大部分がカットされてしまった、トホホ。

●第6使徒の変形シーンは再現不可能?
今回の『新劇場版』では使徒もCGで作られているが、一番苦労したのが第6使徒の変形シーンだったそうだ。CGIを担当した小林浩康氏はこう語る。「あのシーンは樋口さんの絵コンテを元に作ったんですけど、まったくとんでもないコンテでした(笑)。読んでみたら”三次元に棲む人間には知覚も理解もできない挙動でバタバタと折りたたまれていく”と書いてあったんですよ。そんなの、どうやって再現すればいいんですか?我々は三次元の人間なのに(苦笑)」 結局、思考錯誤の末に3DCGを駆使して変形シーンは完成。樋口真嗣のムチャな要望に見事に応えた名シーンに仕上がっている。

●シンジとのシンクロ率が高すぎる
碇シンジ役を演じた声優の緒方恵美は、キャラクターに入り込み過ぎるあまり、時々奇妙な体験をするらしい。劇中、使徒の熱線攻撃を受けてエヴァが焼かれ、シンジが大火傷を負って絶叫するシーンがある。その芝居をシンジになり切って演じていると、なぜか喉がヒリヒリと痛み出した。そこで翌日、耳鼻科に診察に行ったら、”呼吸器官の一部が火傷状態になっている”と診断されたという。どんだけ役とシンクロしてんだよ(笑)。

●貞本義行もびっくり!現場はまさに修羅場だった!
今回、キャラクター・デザイナーの貞本義行は『エヴァ』の漫画連載とスケジュールが重なったため、作画作業には参加できなかった。ところが、ようやく単行本の直しが終わってスタジオへ行ってみると、なんと作業が全然終わっていないことが発覚!

貞本曰く、「映画の公開が9月で僕がスタジオ入りしたのが6月。かなり仕上がってるんだろうなあ、とワクワクしてたのに、”嘘でしょ!?”ってぐらい進んでなかった。ラッシュを観てもコンテ撮のままのカットがたくさんあったし。で、こっそり鶴巻に”大丈夫なの?”って聞いたら、”このままだと確実に間に合いませんよ!”と完全にテンパッてる(笑)。もともと『エヴァ』って、TVシリーズの頃からスケジュールがきつくて苦労してたんです。”もう間に合わない!”とか言いながら皆で必死にやってましたから。でも、『序』はその時点でまだ350カット以上残ってて、計算するとTVシリーズ以上にきついわけですよ。”あんな状況でよく完成したなあ”と逆に驚きましたね(笑)」とのこと。

というわけで、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の制作現場はスケジュールが非常にタイトでスタッフは大変だったそうですが、この状況は『破』の時にもそのまま引き継がれ、改善するどころかますます酷い修羅場が待ち受けていたらしい。そして、最新作の『Q』に至っては、11月17日公開にもかかわらず、なんと10月末時点でもまだレイアウトの直しをやっていたとかいないとか。まさに究極の綱渡りアニメ!果たして公開日までに間に合うのか?

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テーマ:ヱヴァンゲリヲン新劇場版
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